グッドモチベコラム

「同じ部署・チームのメンバーに自分の仕事を任せることが増えましたか?」◆働き方調査ミニレポート◆

コミュニケーション

本記事は、Goodモチベーションアンケートにて働き方について回答していただいた調査の中から1問をピックアップし、結果をミニレポートとしてお届けします。

今回は「同じ部署・チームのメンバーに自分の仕事を任せることが増えましたか?」。
4つの選択肢から1つを選択していただきました。
(正社員・アルバイト・派遣社員などを含み、雇用形態等属性は問わず集計)

約4割は業務を抱えこまず、頼ることができる状態

結果は、「以前と変わらず、任せることがある」が27%、 「以前より増えた」が13%で、これらの回答を選んだ4割の方は、自分だけで業務を抱えこまず、仕事を頼むことができる状態にあるようです。

他人を頼れない環境が、ワークライフバランスを崩す可能性も

一方で、「以前も現在も任せることは無い」回答者が53%と最も多く、「以前より減った」も7%となりました。

他人に任せられる仕事内容かどうかにもより、事情は職場・職種によってさまざまで、
また業務の属人化や単純な業務量の多さなどが原因として考えられますが、
他のメンバーに仕事を頼めないために、「休みが取れない」という状況になっている可能性もあります。

働き方改革もあり、従業員が有給休暇を取りやすく、ワークライフバランスを維持しやすい環境に近づいているとも考えられますが、
制度上は休暇が取れるよう整っていても、実際に休みが取れなければ、
不満が溜まっていってしまい、ある日突然退職を切り出される、という事態に発展する可能性も考えられます。

働き方についての認識を共有、変化をいち早く察知

こうした事態を防ぐためにも、
働き方についての認識を上司・部下で共有し、お互いの理解を深めることが重要ではないでしょうか。

さらに、新型コロナウイルスの影響によるテレワークの実施によって、
これまでオフィスであれば、隣の席のメンバーにすぐに仕事を頼めましたが、そうしたこともメールやチャットを使わなければならず、より協力を仰ぎにくくなっていきます。

今後は、いかに部下・メンバーの変化や状態をいち早く察知できるかが、管理職に求められていくでしょう。


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