グッドモチベコラム

増加する「テレワーク鬱」、組織としての対策は?

健康経営・メンタルヘルス

従業員が孤立しやすい環境が、メンタル不調を引き起こす

2020年より一斉に広まり多くの企業に定着したテレワークという働き方ですが、
新たな問題として「テレワーク鬱」の増加が各社で見られているようです。

なぜ「テレワーク鬱」が増えるのでしょうか?

メンタル不調はオフィスワークでも起きてしまうものですが、
テレワークという環境が、従業員の孤立を引き起こしてしまい、
十分なコミュニケーションをとることができない等の要因により、問題や悩みを一人で抱え込んでしまう、
ということが多いようです。

テレワークでは従来の働き方とは環境も変化します。
自宅という環境がかえってストレスになる方もいます。

会社の体制・従業員にフィットしたテレワーク対策を

また、テレワークに際して独自の社内ルールや仕組みを設けた企業も見受けられます。

自宅での仕事に必要な環境をそろえるための「テレワーク手当」を設けたり、
オフィスであったような雑談が一切無くなるため、「ランチZoom」を開催して
コミュニケーションの場を用意したりなど、
様々な工夫が行われています。

一方で、そうした仕組みがうまくいかない、会社の体制にフィットしなかった
という事例もあるようです。
会社が違えば文化も違いますし、そこで働く従業員の性格も十人十色です。
全ての人・会社にマッチするテレワーク対策を編み出すことは、そう簡単ではないのかもしれません。

組織として、健康経営・メンタルヘルスマネジメント対策を

新たな課題「テレワーク鬱」によるメンタル不調者の増加。
メンタル不調対策には、必要な相談先、対応、その後のケアなどが求められます。

組織として「テレワーク鬱」をはじめとしたメンタル不調対策を行っていくことが
重要ではないでしょうか。


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