グッドモチベコラム

部下からの不平不満をどう受け止める?

キャリア・スキルアップ

部下の愚痴を聞く時間に……面談を毛嫌いする管理職

評価面談や1on1面談、目標面談、360度評価面談など、上司が部下やメンバーと面談する機会は意外と多い。

そんな上司となる管理職にとって、面談=部下の不満、愚痴を聞く場となってしまい困惑、毛嫌いする上司も多いと聞く。

部下を説得しづらい理由「比較ができないから」

時に部下からの不満や愚痴の中に的を得た鋭い指摘もあるものの、限られた面談時間を部下の不満のはけ口に使われてしまうのはもったいない。

コミュニケーションが大事だと言っても、そこは組織として、ビジネスとして部下を育成していかなければならない立場の管理職として、部下の不平不満に対して説明責任がある。

しかし、管理職の上司の立場からすると、この説明がうまくできないのが現状だと思う。
なぜ、できないのだろうか?
それは、面談をする管理職も面談を受ける部下も、他社や社内での比較ができないから!だと考えている。

他社は他社のルールだとある意味割り切っている。社内であっても他人は他人という意識があり、業界での比較や社内での根拠を明確には持っていない場合も多い。

現状、業界や職種の給与基準は明確には存在していない。各社の従業員規則・評価制度による影響が大きいからだ。

データを根拠にした面談で、双方の納得感を引き出す

もし、面談時、業界内や職種などの平均データが分かれば、上司として面談時に使えるデータとしては、申し分ない。

部下かの不平不問が、業界内や職種などで、平均的な不満なのか?本人だけの不満なのか?
が分かれば上司としても把握できれば説明としても、双方納得感がある。

仕事をしていくうえで不平不満が1つもない人の方が少数であると思う。
「面談」と名前が付くものは、たくさんありコミュニケーションの場としても、今後なくなることはないだろう。
そんな面談を業界別や職種別、勤続年数別、職位別にデータでサポートしてくれるのであれば、あなたの面談負荷は飛躍的に軽くなるのではないだろうか。


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