Webカメラ監視などの「リモハラ」、上司も負担が大きいテレワークの課題とは?
テレワークの普及による新たな労務トラブル
最近、「リモートハラスメント」という言葉を耳にするようになりました。
テレワークが日本にここまで根付くまでは、耳慣れなかった言葉だと思います。
よく聞く例としては、常にWeb会議ツールを繋ぎ、カメラで部下を監視するようなマネジメント方法を取るケース。
オフィスワークでは、部下の働きぶりを直接職場で見ることができました。
その代替手段として取られる方法のようですが、これを部下が負担に感じるケースが多いようです。
またWebカメラに映る自宅について触れられたり、オンライン飲み会への参加を強いることも
「リモートハラスメント」の代表的なものとなっています。
仕事とプライベートの線引きが難しいテレワーク下で、部下にとっての負担に
それらは上司からすれば何の問題もないコミュニケーションの一部、
もしくはマネジメントの一環と思っていても、
部下にとって触れられたくないことで、それが負担と感じられてしまえば、ストレスとなり
いわゆる「リモートハラスメント」の状態になるようです。
テレワークは基本的に自宅での勤務となり、私生活との区分けが難しい空間です。
もちろん、今までのオフィスワーク同様、仕事とプライベートとの線引きは
部下・従業員側にも求められるものだと思います。
管理職側もストレスに
また、管理職・上司の方がテレワークそのものに慣れていないことが原因となることもあります。
今までのようなマネジメント手法が通用せず、管理に不安を感じていたり、
「リモハラだ」と指摘されてしまう管理職・上司側も、大きなストレスを感じている場合が多いのではないでしょうか?
テレワーク一本化だけではなく、オフィスワークとのハイブリッドワークに切り替えた企業も多い中、
長期化するテレワークで、上司(管理職)と、部下(従業員)のストレスを
いかに軽減していくかが経営・マネジメントの課題となるのではないでしょうか。
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