郵便物受取、備品の管理…総務はテレワークが難しい?
営業、エンジニア、デザイナー…幅広い職種で広がったテレワーク
新型コロナウイルスの影響によりテレワークが推進・定着し、現在もフルリモート勤務、もしくは必要な時のみ出勤するなど、多くの企業でワークスタイルに変化が生まれました。
営業職であれば、商談や打合せなど、必要な際は客先に出かけ、それ以外の資料作成などは自宅でできるため、基本的にはテレワークで働いている、という方が多いようです。
またプログラマーなどのエンジニアや、デザイナー、ライターなどは、比較的テレワークがしやすい職種だと言われています。
逆に製造業はモノを扱う必要があるため、ほとんどの場合でテレワーク不可でしょう。
テレワークでは完結しない総務の仕事
しかし、総務の仕事はどうでしょうか?タイムカードを廃止し、Web勤怠管理システムで出退勤を管理したり、経理システムや電子印鑑により押印の負担を減らすことができるようになりました。
ですが、郵便物受け取りや備品の補充・購入といった管理、ビルや執務室の施錠管理、書類の回覧・入力などの処理といったものの対応で、これまでと変わらず出勤している総務の方は少なくないようです。
当番制でテレワーク/出勤を決めている企業もあるようですが、デジタル化が難しい仕事は、どうしても出勤しないとできないものが多いです。
いくら世の中でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいても、企業単位で見れば、まだまだアナログや、手間のかかる業務は少なくありません。
業務負担を減らし、ひとりひとりが働きやすい職場へ
こうした業務の中でも、書類の処理(入力など)、その他バックオフィス業務は、その分野を得意とする専門のパートナー企業に相談・依頼するのも一つの負担軽減手段です。
総務の方も負担を減らせる仕事については施策を講じ、Withコロナ/Afterコロナの、ひとりひとりが働きやすい職場を目指すことで、職場への貢献度アップや従業員エンゲージメント向上にもつながるのではないでしょうか。
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