グッドモチベコラム

「隣の芝生は青く見える」?給料・待遇などの不満を抱きやすい若手社員

キャリア・スキルアップ

若い社員ほど、他社と自社を比べてしまうことが多い?

「会社に対する不満」は、若手社員ほど抱きやすい傾向にあるとよく耳にします。
インターネットで求人情報を調べることは容易ですので、他社の年収を目の当たりにして羨ましく感じる、といったように、まだ社会経験の浅い新卒社員などは、特に「隣の芝生は青く見える」状態に陥りやすいのでしょう。

住宅手当や各種補助といった福利厚生、記念日休暇といった休暇制度、最近ではフルリモートでの勤務が可能であったり、テレワーク手当のようなものがある会社も増え、それに追いついていない自社の状況と比較すると、羨ましく思いやすいのかもしれません。

現状からの脱却も、必ずしも転職がプラスに働くとは限らない

しかし、そうした不満を元にいざ転職してみても、不満が解消されない場合ももちろんあります。
転職が必ずしもプラスに働くとは限りません。

報酬に見合った働きが求められ、以前よりハードワークになり、結局元の会社に戻りたくなった、といった例も多いでしょう。

上司や管理部門からの説明が、若手の流出を防ぐ可能性

若手社員のうちは不満だけが募りがちだと思います。
しかし、ある程度の期間働いていく中で、事情が分かっていき「こんなものかな」と理解してくれるようになることが多いです。

上司、もしくは人事といった管理部門から、そうした事情を理解してもらえるような説得ができるかどうかが、人材の流出を防ぎ、若手も前向きに働いてくれる環境づくりに繋がるのではないでしょうか。


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