優秀だけど、やる気のない部下をどうマネジメントする?
感情を表に出さない部下でも、心の中では主張を持っている
多くの管理職が、抱える悩みの1つに部下のモチベーションマネジメントがあると思う。
管理職からすれば、年齢的なギャップもある若い世代は、仕事に対してのモチベーションが見えにくいと言われている。
あまり感情を表に出さないけど、心の中ではそれぞれ喜怒哀楽をしっかり持っているというもの。
テーマにあるように、
優秀だけど、自分からは動かない!
お願い事をしても必要以上のことはやらない!
チーム内メンバーのフォローなど手伝う気がない!
などなど。
優秀だけど、モチベーションが低い。という悩みを耳にする機会が多い。
上司としては耳の痛い不満も
そんな人にも詳細を聞いていくと自分なりの主張もあったりする。
例えば、自分より作業が遅い人の分までフォローするのに評価が同じという不満。
他のメンバーと比較して、自分の業務量が多く毎回残業対応しているのに、フォローがない体制に不満。
業務スキルが自分より劣るのに、社歴が長いというだけで、給与が自分より高いと不満。
などなど。
本人の主張も、ある意味真剣に耳を傾ければ理解できなくもない主張ばかりである。
上司としては、頼りになる部下にはどうしても業務を頼んでしまう傾向もあり、耳の痛い所もあるのではないだろうか?
コミュニケーションと価値観共有が重要。マネジメントにおける3つのヒント
問題は、このような部下のモチベーションとその原因を特定することが大事だと思う。
また、原因が特定したのであれば、それを解決・改善へ進めなければならない。
この場合のマネジメントも正解は1つではないので、色々なアイディアや意見が出てくると思われるが、ポイントは3つだと私は考えている。
1:部下の優秀さを素直に褒める。
2:会社組織のチームで業務に取り組む意義を理解させる。
3:業務の難易度、量、質によって評価をしっかりする。
会社組織だけではなく、自分よりも優秀な人もいれば、劣る人もいる。それが社会であり、会社であり、組織であるということの意識づけを改めてする必要があるかと思う。
意識づけは、面談だったり、研修だったりするのだろうが、コミュニケーションと価値観の共有が重要。
実際、このような部下のマネジメントで苦悩している管理職も多いのではないだろうか?
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