メンタル不調者の発見後の体制・ルールが大事!
注目が集まる「健康経営」、従業員のメンタルヘルス
会社の規模にもよるが、ストレスチェックを実施したり、メンタルヘルス対策として、相談窓口を設けたり、各社の取組を始めている企業も多い。
最近は、健康経営というキーワードも多く目にする機会が、社員の身体的・精神的健康に注目が集まっている。
当社のサービスである、面談サポートツール「Goodモチベーション」アンケートについても、メンタルヘルス者の発見に役立てたいと相談を受ける機会が多い。
メンタル不調の従業員発見後の、体制ルールは?
そんな時に、よくする質問として、メンタル不調者を発見した後、御社はどのような体制や規則が整っていますか?と問いかける。
一番多い回答が、「まだ、はっきりとした体制もルールもありません。」というもの。
同時に、「そうか、そこはまだ考えていなかった・・・」という回答も多い。
人事部・総務部や経営企画をはじめ経営者でも、メンタル不調者を早く発見したい!という目的ばかりに目が行きその後の対策・対応を考えていない例も非常に多い。
サポート体制・ルールづくりが重要に 外部の専門家の活用も
お気づきのように、大事なのは、メンタル不調者が出てしまった時に、サポートする部署や担当者、または休職対応、就業規則、また復帰する際の判断や管理者への理解、周りの理解や説明などなど。
体制の構築やルールの不備を直したり、作ったりすることが大事。
一概に絶対と言える体制やルールは存在しない。それぞれの業界や職種、その会社の規模や本人個人の問題などなど、メンタル不調者と言っても千差万別。
面談サポートツールによって、メンタル不調者が発見したとしても、面談をする管理職の知識が乏しければ、不調に気が付かず、「怠けている」「ミスが多い」などマイナス評価を判断されてしまう場合もある。
メンタルヘルスの研修も欠かせない。
このように、1つの目的を達成するためには、関連するものすべてをトータル的に体制や規則を整えていかなければ、結果的には解決しない問題である。
社内で専門家がいなければ、外部にその知恵やツールを求めることも大事である。
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